チャットレディの体験をした話

こんにちは。(多分はじめまして。)こまです。

うつが落ち着いてきたからそろそろ働きたいけど定期的にシフト入れなきゃいけない仕事はやっていける気がしないなーと思ったとき、私が目をつけたのが水商売や在宅ワークでした。

そしてネットで色々見ているうちにチャットレディという仕事を知ったのです。

よく広告であるやつです。「空いた時間に家で働けて時給5,000円」とか「おしゃれなカフェでバイト!」みたいな。

まああれはあんまり信じない方がいいと思いますけどね。

この記事が前の私のように悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。

 結論

私にはしんどかったので3時間ぐらい体験させてもらっただけで登録解消しました。

しかし、だからと言っておすすめできないというわけではなく、人によって向き不向きが分かれるのかなという印象です。実際にチャットレディで生計を立てている方もいらっしゃるようですし。

事務所の人たちはみなさんかわいく優しくいい雰囲気でしたし、個人情報の取り扱いも丁寧なようで(体験する前にググりまくっても全然情報が出てこなかったし)そこは安心できるかなという感じです。

チャットレディとは

まずこのお仕事のことを簡単に説明します。私はこの道のプロではないので甘いところや不確実なところ、もしかしたら間違いもあるかもしれませんがご了承ください。

チャットレディとは、ざっくり言うとネット上のサービスを使ってお客様(主に男性)と会話をする、という仕事です。会話といっても女性側はビデオと音声で、お客様側がチャット(文字)のみという場合が多いのかなという印象です。

一人の女性の配信を複数のお客様が見る場合と、一対一でやりとりをする場合があります。一対一だとビデオ電話と同じようなこともできるらしいです。まあ詳しくは他のページで見てください。FANZAとかライブでゴーゴーとかいうサービスがあります。

で、お客様(男性)はなんのために安くないお金を払って画面越しに女性を眺めてやりとりをしたがるのかというと、もちろんエロ要素を求めているからですが、特に「素人感が欲しい」という方が多いらしいです。あとは自分の指示に合わせて動いてくれる、リアルタイムでリアクションが返ってくるのも(AVなどと比べて)楽しいポイントなのかなと思います。

で、ジャンルはアダルトとノンアダルト、あと熟女系?などいくつかに分かれています。アダルトは脱衣ができますが完全に性器を露出させるのは駄目(運営から強制終了されることもあるらしい)、ノンアダルトは基本的に脱衣なし、下ネタはあり、というようなルールがあるようです。

基本的には事務所(各地に色々あるっぽい)に所属して、そこからサイトへの登録をするようです。事務所によっては部屋や機材を無料で貸してくれるところもあります。

私が感じたメリット

・お客さんと直接会うことがないからストーカーやコロナ感染の可能性が低い。

・シフトが自由。

・身バレの心配がほとんどないらしい。

・変装はいくらでもできる。

・下着の色の話ぐらいでも喜んでくれる人はいる。

・事務所のマニュアルがしっかりしていて安心感があった。

・事務所の人もモニタリング(?)しているのでアドバイスをもらうことができる。

変装ですが、メイクはもちろんカラコンにつけま、ウィッグ、いつもと違うテイストの服装など、見た目を変えることはかなりできると思います。でもそれらに力を入れるとその分お金が犠牲になるわけですから、バランスが難しいなと思います。

(チャットレディは個人事業主扱いになるのでその辺も経費として落とすこともできるのかもしれませんがよくわかりません。)

そして声も自分で意識的に変える(作る)ことができれば最強なんじゃないでしょうか?

私が感じたデメリット(ストレス)

・お客さんが次から次へとリクエストしてくる。(際どいやつも)

・相手の顔が見えない怖さがある。

・キャラ設定が難しい。作ってる部分についてはボロが出そうでうまく話せなくなってしまった。

・想像より待機が長かった。

・こちらの質問はスルーされて会話にならないこともある。

・「恥ずかしいですぅ」って言っても引き下がってくれない人は多い印象。

・メインの人以外からのメッセージに反応したり事務所の人にヘルプのメッセージを送ったりしようとすると意外と忙しい。

・アダルトより稼げない。

・業務委託だから税金を後から自分で納めなきゃいけないのはめんどくさそう……

一番しんどかったのがセクハラされ放題なところですね。「ブラウスのボタンを外してよ」とか、画面から消えてもいいから下着を外して戻ってきてよ」とか。

「いやいやいやいやノンアダルトなんですよ見えてるでしょ!?」っていう気持ちでした。

あとカメラに向かってチューしてとか舌を出して動かしてとかいうリクエストも「あれ、私何やってんだろ」っていう気持ちになりました。だってそれをがんばってやったら「ビンビンだよ(何がかは察してください)」みたいなコメントが返ってくるんですよ。メンタルにきましたね。

あとキャラ設定のところも難しかったです。「ウケのいい職業」というものがいくつかあるらしく、私もその中の一つにしたのですが全然知らないからちょっとした質問投げられても挙動不審気味になっちゃうんですよね。嘘がつけないというか嘘のつき方もはぐらかし方もわからないという状態で。いちいち軽くパニクるのでストレスは大きいですし、うまく返せないとお客さんが視聴をやめてしまいました。

そして、ノンアダルトでやったからか、時間帯がよくなかったのか、原因はよくわかりませんが私が稼げたのはその辺の高時給なバイトと同じかそれより低いぐらいの金額でした。初心者の割引でお客さんがつきやすい状況でそれだったので想像以上に難しい仕事だと感じました。

私が感じたのは以上ですが、他にも色々あるようなので心配な方は「チャットレディ デメリット」や「チャットレディ 危険」というキーワードで検索していただくと良いかと思います。

まとめ

安全性としてはとても良いと思います。どんな人が向いているのかというのはわかりませんが、興味がある方は一度体験してみるのもいいのではないかと思います。下ネタへの耐性は必須かと思いますがもしかしたら耐性がないのもそれはそれでウケるのかもしれないですね……

ただ、広告やHPのある事務所ならどこでもいいというわけではなく、場所によっては風俗に案内されたりアダルトコースを強要されたりすることもあるようなので下調べだけはしっかりやっていただきたいと思います。ブログを書いていたり、事務所の方針をはっきりさせていたりするところなら比較的安心なのかなという印象です。

私が挑戦する前にはググるのはもちろん、YouTubeで関連のありそうな動画を見まくりました。どうか、警戒心だけは忘れずに。