【映画】食べる女
こんにちは!お元気ですか?こちらはそこそこ元気です。夜ご飯にチキンラーメンをなぜかふたつ食べてしまいました。(デブとか言わないで)
さてさて、今日は朝早めに起きて、眠いけど眠れないというモードに入ったので映画をみました。今日の映画の情報は以下の通りです。
タイトル:食べる女
ジャンル:ドラマ
監督:生野慈朗
主演:小泉今日子,沢尻エリカ
助演俳優:広瀬アリス,山田優
(アマゾンプライムより)
見た理由
いやーこれ上映された時から(2018年らしい。時が経つの早い。)すごく見たかったんです。映画館でやっている時はタイミングが合わなくて悔しかったのがprime入りしていたので大喜びで見ました。
食事に対しての執着なのか、ご飯系の映画がすごく好きなんです。一番好きな映画は「かもめ食堂」で、最近だと「 きのう何食べた?」もすごくわくわくしながら見ました。後者は映画じゃなくてドラマだけど。正直にいうと自分がどんな映画を見てきたのか思い出せませんでした。ああ、橋本愛が主演の「リトル・フォレスト」もすごく好きです(これも小泉今日子さん出てきますね)。
感想(ちょっとネタバレあり)
アマゾンプライムの詳細には上の数名の人たちしか名前が載っていませんが、出演者がすばらしく豪華でした。前田敦子、シャーロット・ケイト・フォックス、壇蜜、鈴木京香と、私でも全員知ってる!やばい!というのが見始めてすぐの感想でした(笑)特に鈴木京香さん、王様のレストランがきっかけですごく好きなんですよね。
さて、この映画、もう本当におもしろかったです。なんだろう、それぞれの女の人が、それぞれのやり方で生きていくんですけど、そしてそれがなかなか濃いめなんですけど、どの人にも共感できる部分や憧れる部分があって、きゅんとさせられました。
鈴木京香が小泉今日子のことを「いい女なんだあ」って言うところ、胸にじんときました。お互いに気を許して気軽につきあっているようで、本当は相手に対して深い思いを抱いているという。相手のことを心から尊敬していて幸せを願い、かといって遠慮しすぎるわけではない。なんだかちょっと兄弟みたい。
それに鈴木京香の説明で、小泉今日子がこれまでかなりつらいことを経験してきたということがわかり、少し泣きそうになりました。私がいまうつ病を克服しようとしている段階で、「つらい経験もいつか何かの役に立つ。立てよう。」と思うようにしているから響いたのかもしれません。どんなにつらいことがあっても、それをしっかり抱えて、悲しんでばかりではなく前を向いて、周りの人と頼り合いながら笑いながら生きていくのは私の理想だなと思ったのです。どんなにつらいことがあっても、ただ生きていくことしかできないし、それならやっぱり楽しく幸せに生きたいし、そこでさらに人の役に立てたら嬉しい。そういうことを自分以外のものから再確認できてよかったです。(まあそんな簡単にできることではありませんが。)
恋愛模様も素敵でした。うーん、でもなんとも言い難い。
出会いに比べると別れはネガティブなイメージがありますよね?でも誰かと別れるということは自分の新しい面と出会うことだと気づかされました。それが悪いことのように思えても、かならずその経験から成長してまたすてきな大人になっていくんだろうと。
私はすごく悲観的だから、今の彼氏とも(破局か死に別れか、種類は置いておき)いつかは別れるということを日頃から意識しています。それはとてもとてもとてもとても悲しいことなんだけれど、逃れられない。それなら今一緒に過ごすことを大切にしよう。一緒にいられなくなったとしても、それまで一緒に過ごした事実は消えないから。
なんて考えました。
さて、ご飯はたくさん登場しますが、特にトン子(小泉今日子)が焼いた手羽先がおいしそうでやられました。スーパーで手羽先を探したけどなかったので豚のバックリブ(?)を買って塩胡椒してオーブンで焼いて食べました。この部位は買うのも見るのも初めてでした。初めてのことってわくわくする。にやにやしちゃう。骨の部分が多くて(体積の半分は骨だろって感じ)食べ応えはそこまでなかったけど、小さい分食べやすいし脂のバランスがちょうどいいしおいしくいただきました。ああ幸せだ。
今度は肉じゃがを作りたい。作ろう。
なんかぜんっぜん感想になってないな。今も頭がはたらかない感じがするし。お腹一杯に食べ過ぎたか。
とにかく迷ったら見てください!見てよかったです!
最後に
手が込んでいてもいなくても、心が込もっていたらだいたいのものはおいしい。
そんなご飯には人を癒す力がある。
このことを一生胸にとめておきたい。(それで彼氏の胃袋を鷲掴みにする!!)